「防災•減災カレッジ」の受講日でした。
http://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/kyoso/pdf/2022/2022_college_pamphlet.pdf
今日は「防災行政コース」の前期分です。
すでに「防災基礎研修」と「市民防災コース」の受講は終えています。
名古屋大学に足を運ぶのも、今日で4回目。
コースごとに会場が違い、名古屋大学の敷地は広大過ぎて、毎回辿り着くのに必死です。
「防災行政コース」なので、参加者みんな行政職員だったらどうしようと不安でしたが、
4割が公務員ということでした。その他の方は、企業や病院にお勤めの方、地域防災の活動団体の代表の方など、多様な立場の方がみえてほっとしました。
講義内容は、県や県警の方から法律や計画、災害時の役割を学ぶことができ、市町村の動きと直結しているため、議員としては非常に有意義な学習ができ、大満足でした。
「クロスロードゲーム」が深くて、衝撃的でした。
災害時のいろいろな場面が問題として出され、その時、自分がその立場だったらどうするのか?と聞かれ、YESかNOのカードを出し合い、それぞれの考えをグループ内で話し合います。
問題はシンプルに作成されているため、災害時の様々な状況を想像する力が求められます。
市民や家族や自分や他者の生命に直結してくるので、シビアな判断力が求められます。
他者の意見を聴くことが面白いし、気付かされることがあるし、他者との関係性が深まっていくゲームだなと感じました。
1問ごとに、YESかNOで多かった方のグループの人に「ざぶとんカード」が配られ、
最後にそのカード枚数が多かった人から、100均の災害グッズがもらえました。
災害用備蓄品は一般的には高額ですが、100均でほぼ揃えられることも驚きでした。
私もぎりぎりグッズがもらえました!「携帯用おしり洗浄具」です。ペットボトルの飲み口につけておしりを洗う道具です。海外に行く時にもよく使用されているそうです。
欲しかったのでちょうど良かった、ラッキーでした。
講座4回目にして初めてのグループワークだったので、参加者と交流できることがとても楽しかったです。
講義資料の最後に、このゲームの出題に協力した神戸市職員の言葉が記されていました。
「その時、その場で、みんなで」答えを考えた
災害時は、条例や規則は機能しなくなる場面の連続なのでしょう。
淡路阪神大震災を経験したからこその言葉は、胸に刺さりました。