2023年2月1日水曜日

西三河市議会議員合同研修会でした。



西三河市議会とは西三河9市(豊田市・みよし市・刈谷市・知立市・高浜市・安城市・碧南市・岡崎市・西尾市)のことです。

年に1度、日程に組み込まれていますが、コロナ禍となり中止続きでしたので、私は2回目の参加でした。


テーマは「どうつくる?持続可能な社会〜新型コロナとSDGs〜」

講師は日本科学技術ジャーナリスト会議会長の室山哲也氏。

NHKのクローズアップ現代のプロデューサーの経歴をお持ちの方です


なぜSDGsが必要なのか、気候変動とエネルギーの視点からのお話しがありました。


現代の暮らしは、地球が1.7個分の暮らし方をしている。

では地球1個分の文明をどう作るのか。

日本は海を入れると面積の広さでは世界で6位という海洋大国。

地熱は3位。

森林は3位。

日本は自然エネルギー大国である。

ミドリムシや自然エネルギーからつくる水素社会の提示など、講師が取材で出会った自然エネルギーのお話。


SDGsは里山を育てれば良い、日本文化を生かしていくことだという指摘は心に残りました。


最後に、1992年にリオデジャネイロで行われた地球サミットでの「セヴァン•スズキ」さんの伝説のスピーチの動画の紹介がありました。

当時衝撃的でしたが、今も胸に突き刺さる思慮深いスピーチです。

動画URL→https://youtu.be/lSZD6pGXsaM


私が心に残ったメッセージは

「もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。」 

当時12歳の子どもでも分かっているのに、なぜ戦争はなくならないのだろうか。


SDGsを達成するということは、平和であること、分かち合いの社会を目指すことだと思いました。