先日議長に提出した「刈谷市議会の議会運営に関する要望書」への回答が、議長、副議長、議会事務局長、議会事務局課長4名の同席のもと、議長室において、口頭で行われました。
※「刈谷市議会の議会運営に関する要望書」はコチラに掲載→https://jonaishizu.blogspot.com/2021/01/blog-post_29.htm
口頭での回答でしたので、聞き取りによる報告になります。
内容は変えていませんが、実際の発言ではありませんのでご了承ください。
議長:「要望書の内容には賛同するものだが、議長の立場としては議会運営委員会での検討課題にすることはできない。要望書に賛同する議員を見つけて
検討議題としてあげてもらうのが1番良い方法である」議長提案として検討していただくよう要望しましたが、回答は変わりませんでした。
また刈谷市議会は少数意見の意見を聴いている方だとのおっしゃるので、
城内:「どのような所がそう思うのか」と質問すると、
議長:「議会運営委員会にオブザーバー出席を認めていたり、一般質問が実施できている」との回答。
まさかそこまで後退している議会と比較されていたことにびっくりでした。
城内:「レベルが低すぎる」と、思わず言ってしまいました。
議長は「会派を作れば良いのでは」ともおっしゃったので、この要望書に本当に理解し賛同してくださっているものではないと、認識しました。
会派を組めば良い、発言権を持っている会派に頼んで検討課題にしてもらえばよいという考えは、多数会派は市民の意見が多く反映されていて、少数会派は少ないから反映されないのは仕方がないというものであり、前回のブログにも書きましたが、刈谷市議会が「刈谷市議会基本条例」の理念である「市民に開かれた、市民に信頼される議会」を目指す姿とは程遠く、議会改革としては後退を示すもので、非常に残念な回答でした。
議長のお人柄は尊敬していますので、なおさら残念でなりませんが、今後に期待しています。