電動車椅子を使用している方から、かりまるバスが利用しづらいとのご意見をいただいたことから、都市交通課が現地確認をしたいとのことで、ご本人にご協力いただき、実際の乗降状況を確認してきました。
この都市交通課の姿勢は評価したいと思います。
分かったことは、
・運転手によって、介助の技術と、その対応に格差がある。
・運転手は運行時間を気にして焦って介助していることから、事故につながる恐れがある。
・バスの停車位置で、スロープを架ける場所が決まり、路面の形状によって、車椅子の後方の転倒防止の車輪が引っかかってしまうこと。電動車椅子は重量があることから持ち上げることが難しく、乗り降りできないという事態になるということ。
・バスの停車位置を決めておかないと、スロープが架けられない、あるいは、車椅子が降りられるスペースや回転するスペースが取れず、乗り降りできないという事態が発生するということ。
他にもいくつかありますが、ご本人が利用しづらい、非常に怖いと仰っていることが、よく分かりました。
現在、刈谷市は地域公共交通の再編をしています。バスの更新もあります。
障害といっても様々です。多様な当事者の声を聞き、現地確認をすることを大事にして、誰もが安心して利用できる再編と道路整備につなげてください。