2023年5月16日火曜日

少数の意見を無視するアンフェアな刈谷市議会ICT化研究会!

今期最後の議会ICT研究会でした。

議会運営委員会にあげる報告書案の確認でした。

黄色い部分が前回から変更した点です。


上記画像の(5)タブレット端末のアプリの取り扱いでは、「個人でアプリをインストールしないことで意見が一致した」とありますが、私は全く一致していません。


下記画像の赤ラインも、個人のアプリをインストールさせないような表現にしてありますので反対です。28人の多様な議員が足並み揃えたアプリしかインストールできないと狭め、研究会で議論と承認をし、議会運営委員会でまた議論と承認をしていたら、たった一つのアプリのインストールにどれだけ時間を使うのでしょうか、あまりにも 非効率です。


個人の アプリをインストールするかのテーマが上がったのは、私が「グーグルドライブ」のアプリをインストールしたいと申請したことからでした。議会事務局も、この申請方法で可能という判断でした。


しかし、ストップがかかりました。


その後、議題としてあがり、何度も「個人のアプリをインストールさせてほしい」と訴えましたが、他の委員らが強く反対しました。


黒川委員長は私の発言を遮ったり、4月の研究会では、上田委員は「そんなに個人でダウンロードしたけりゃ自分でタブレット買うなり、キャリア繋げてパソコンでやるなり、携帯でやればいいじゃないか」というような(議事録がないので公式のものではありません)、論点がズレた、モラハラといえる口調で、しつこく攻撃してきました。


そもそも議会タブレットが公費のため、市民のために十分生かしたいというのが私の考え方です。議員はそれぞれで繋がっている市民や団体が違ったり、活動の仕方やタブレットの使用レベルも違うので、個人でアプリをインストールさせてほしいというのが私の考えです。研究会で紹介し合えば活用が広がります。


西三河9市(昨年度時点で導入前の碧南市以外)の議会を調べましたが、議長に申請するかどうかの違いはありますが、議員個人のモラルに従い、自由にインストールできるようになっています。


黒川委員長は、個人でのインストールを許可すれば、議会システムに影響が出て議会がストップしたり、他のアプリやタブレットに影響が出るという理由で反対し、その上、そんなことも調べないで要望してくるなんてとんでもない、というようなパワハラ上司のような物言いで、発言してきました。


そもそもそんな事態になるのであれば、業者は個人でのアプリダウンロードを禁止にするのではないでしょうか。


議会事務局に業者に調べてもらったところ、案の定、個別のアプリが原因でそのような事態にはなってことはないし、考えられない、ということでした。次の委員会でその報告しましたが、まともな回答はいただけませんでした。


議会事務局の仕事が増えるとか、城内が議長であれば許可できるのかなど、タブレットを十分に活用していく方向とは真逆の、意義の薄い論点に向かってしまいました。


「私なら判断しますよ。専門家ではないので、業者と相談しながら判断しますよ」とは返しておきました。


あまりにも、今研究会では民主的な議論ができませんし、城内への攻撃に終始する事態が度々発生するので、今期は諦めました。


ですが、個人でのアプリをインストールを許可しないという考えに賛同してしまっては、これからの未来の議員の活動を狭めてしまうし、そのアプリがあれば市民に伝えれるはずだったのにというような事態を作りたくありません。公費であるからこそ、市民の利益になるよう、活用していくことを研究するのが、この研究会の果たすべき役割なのではないでしょうか!!


「今期は基準の改正を伴わない範囲での検討であり、個人でのアプリをインストールは基準の改正が伴うので時期尚早で難しいというのなら、来期にこの件を検討するということを報告書に入れてほしい」


と最後に訴えましたが、結果はこの報告書案の通りです。


報告書案は事前に送られ意見できる機会はありましたが、発言するたびにモラハラ的な物言いや、まともに回答しない今期の委員たちの発言や態度の数々に、体調に異変が出てしまっているため、来期に期待することにしました。


市民の皆様には申し訳なく思います。


私は、ろう者の方と交流があるため、愛知県が作成したコミュニケーション支援アプリを導入したいと提案しましたが、黒川委員長は、民間にもっと良いものがあるといい、他の委員らと却下しました。


また検討課題では、現在のタブレットの使用基準だと、議会活動の範囲でしか使用できない基準になっているため、議員活動でも活用しできるように文言を加筆したい、と提案もしましたが、今回は基準を改正しない範囲での検討だ、時期尚早だ、という説明を受け、却下に追い込まれました。


ですが、「あいかり」や「ヤフー防災情報」など、委員長や他の委員らが提案し、全員一致で承認されたアプリについては、基準を改正しないとインストールできないことから、基準を改正をしました。


みなさん、こんな不公平な少数の意見を封じ込める刈谷市議会の実態をどう思いますか?!