2025年6月22日日曜日

刈谷市ファミリーシップ制度がやっと実現します。





今年の8月1日から刈谷市のパートナーシップ制度がファミリーシップ制度へと拡充されます。
現在のパートナーシップ制度には、4組の方が宣誓しています。

【拡充内容】
①子を含めたファミリーの関係であることの証明が可能となる。
②全国の自治体間連携ネットワークに加入する。
③カードの証明書を発行する。

①については、
制度を導入した2年前時点ですでに多くの自治体が導入していたので、なぜ最初からファミリーシップ制度を導入しなかったのかと思いますが、前進したことは良かったです。

②については、
大阪府が令和6年11月に全国の自治体に連携を呼びかけたネットワークで、県内からも多くの自治体が加入したため、本市も加入を決めました。
【メリット】
⭐️これまで転出元に返還していた証明書を、転入先に提出するだけでよい。
⭐️転入先での戸籍抄本&独身証明書等の提出が不要になる。

③については、
当然です。当事者の声を議会でも担当課にも何度も届けてきましたが、市は拒み続け、使い勝手の悪いA4用紙での発行に固執しました。
今年から人事が変わったことが大きかったのか?!全執行部の職員にはマイノリテイを取り残さない行政運営をしてほしいものです。

本来は法の下の平等のもと、すべての人が自由に結婚できることが保障されていなければならないはずです。
司法においても、同性婚が認められないことは憲法違反との判決が下されています。
同性婚の法制化が急務です!