2020年1月8日水曜日

七草粥と手作り経口補水液

昨日は七草粥の日でした。
七草粥が大好きです!

けれども、ある時までは、草入りのお粥でしかないような気がしていて、
それ程おいしいと思ったことはありませんでした。
その原因はおかゆの炊き方にありました。

次女と次男が幼い時、同時にインフルエンザB型にかかったことがありました。

B型は、一旦熱が下っても、また上がってくるパターンがあり、
B型は時にA型より重症化しやすいということを知らず、
一旦熱が下がった時点で、治ったと安心してしまったのです。
その時、ちょうどクリスマスであったこともあり安静を怠ってしまったことで、
その夕方から高熱が続きました。

数日高熱が続いた深夜、あまりにも二人の様子がぐったりしていて不安になり、
24時間医療相談窓口を探し電話を掛けましたが、どこも自動応答でした。
こんなにぐったりしている子たちを救急で連れていかなければいけないのかと迷っている中、何件目かにつながったのは、名古屋市が運営している窓口でした。

その時に、水分も食事もあまり摂取できなくてぐったりしている状態であることを、
電話の向こうの看護師に伝えたところ、
脱水状態の可能性があること、どのような食事をあげているのか、と問われました。

まずお粥については、当時の私は、残りご飯をザルで洗ってから鍋で炊いていましたが、その方は、
「それは美味しくないはずよ、米から炊いてみてください。とても美味しいから」
と教えてくださいました。
その通りでした!
お米から炊いたお粥は、塩だけで本当に美味しくいただけます。
こんなに違うものなのかと、衝撃を受けました。

また脱水状態については、当時は今ほど熱中症対策について情報や関心がなかったので、発熱時の水分は、リンゴやお水やお茶で足りると思っていました。
その方には、発熱が続くと、身体のバランスが崩れるので水分だけではダメで、ナトリウム(塩分)を補給しなければならないことを教えて頂き、手作りの補水液の作り方と緊急時の補給の仕方を教えていただきました。

しばらくの間はスプーン1杯でもいいから、こまめに、最初は5分毎ぐらいに、口に入れてあげてくださいと言われ、朝まで続けてみると、子どもたちのぐったり感や唇の渇きが明らかに改善されてきました。
至らない母で申し訳なかったと反省しながら、水分というものがどれほど重要なのものなのか、病の時こそ、その状態に合う栄養のあるものを美味しく調理し提供することの必要性を実感しました。

本当に、あの時アドバイスをくださった看護師さんには、現在も感謝の気持ちで今もいっぱいです。
あの時のアドバイスがなければ、ぐったりしたまま救急窓口でさらにしんどい思いをさせなければならなかったでしょうし、お粥の美味しさと毎年の七草粥が楽しみになりましたし、病の時の水分補給の重要性や対処を学ぶことができました。

その方に教えて頂いた手作り経口補水液のレシピを書き留めます。
美味しくはありませんが(^^;、
経口補水液の常備が無いときや、添加物が気になる方は試して試してみてください。

≪手作り補水液のレシピ≫
★出来上がり量1リットル
・塩     2~3g
・砂糖    20~40g
・レモン果汁 適宜