作家、五木寛之氏のインタビュー。
若い頃、氏の作品を好んで読んでいました。
五木氏の戦争体験への思いから語られています。
一生消えることのないトラウマで、生きて帰って来たことへの負い目。
親鸞の本に出会えなかったら途中で人生投げ出していたかもしれないと。
「人生100年となれば貧富の差はなくなり、世界中のあらゆる体に不調が出てくる。そこから需要を掘り起こして、生活上の人間的欲求に応えるものを作る。」
「近代の医学が先端医療、表街道のところばかりやっていて、多くの人々の悩みに応えようとしていない」
五木氏の一つの改善提案は、高齢者の生活に根差した商品を、日本の技術を駆使して開発するべきというもの。
施設で使用している福祉器具は、福祉の進んだスウェーデン製のオパルなどがよく使用されていますので、日本製の品質の高いものを開発していく提案は、日本の経済面でも高齢者の暮らしにとってもプラス。
補聴器は近年アナログからデジタルに転換してきたことで性能は良くなってきたようですが、使用している高齢者の方にお聞きすると、環境の音や会話の声が耳の中で反響してしまって、結構聞き取れない時が多いと言われます。一般的には防水機能でないのものが多く、入浴時は外さなければなりません。事故が起きやすい入浴介助で、会話が通じにくくなります。
一緒に掲載されていた「年代別人口構成の推移のグラフ」に新たな未来、希望を感じました。それにしても、現在の立ち位置が見えて興味深いグラフ。
今朝の中日新聞にあった広告記事!
すごーく興味深い!