今年の安城市の平和祭のメインイベントが、TBS報道特集のキャスター「金平茂紀さん」の講演と知ってから、今日という日をずっと心待ちにしていました!
私がこれまで長期間にわたり、ほぼ欠かさず観てきた報道番組が2つあります。
学生時代に食い入るように見ていた「筑紫哲也NEWS23」
そして、ちょうど子育てが落ちついた時期からスタートした「報道特集」
どちらも、金平さんが制作してきた番組です。
私は、間違いなく、金平さんの影響を受けて過ごしてきました。
ご自身が尊敬する「常石敬一氏」「大江健三郎氏」「坂本龍一氏」のお三方との交流についてお話されながら、戦前的な状況に置かれている日本社会についてお話してくださいました。
「戦前的」ということについては
・自由が奪われていく
・監視が強まる
・ナショナリズムの高揚
・性差別が強まる
昨今の日本をとり囲む空気、国政を見れば、思い当たることがあるのではないでしょうか。
胸に刻まれたメッセージは、
精神の自由を失わないためには、ユーモアを忘れないこと。
政治は身近なことを変えることであり、永田町や議会が行うものとは限らない、町内会やPTAなど身近にあるということ。
講演終了後、金平さんが翻訳した絵本に、サインをいただきました。
主催者に、絵本販売とサイン会を切望していたので、感謝です。
社会や政治を見る眼を育ててくださった金平さんと、少しでも言葉を交わしてみたかったので、願いが叶い幸せです。