2023年7月7日金曜日

新人議員のための都市計画塾、1日目

昨日は、市町村議会議員都市計画塾の集中講座「新人議員のための集中基礎講座」の1日目に参加しました。





講師はコミィニティ・デザイナーの「星野広美氏」です。

元津島副市長、元愛知県建築局長の経歴をお持ちで、愛知県の「人にやさしい街づくり」や犬山市の城下町の再生など地域資源を生かしたまちづくりに携われた方です。



テーマは以下の3点。今日は②まででした。 

①都市について

②法体系について

③都市計画総括図について



①では・・・

・都市とは決まった概念がない。

・豊かになった江戸時代、「城下町」「在郷町」門前町」「宿場町」「港町」・・・集める集まるという中で都市が形成されていった。

・政治的であれば「都」人やモノが動くということであれば「市」

・都市計画とは、多くの人が集まる場所なので第一命題は「衛生」。住居、下水、公害など、「安全」のために都市計画が作られた


など、都市の形成の歴史的背景や概念を学びました。



②では・・・

・1968年に「都市計画法」制定され、住民参加の規定を持っている法律だ

・総合計画が事業計画になってきている、地区別計画が減少している

・都市計画に関係する法律は、国土利用計画法、都市再生特別措置法、暦まち法、都市緑地法、生産緑地法、景観法、流通市街地整備法、集落地域整備法など

・愛知県は広域都市計画区域のため、都市計画の区域を決めるのは県で、市町村だけでは決められない 


など、憲法、法律、条例など基礎的な知識や都市計画に関する法体系を学びました。



最後に、都市計画法の第1章から第3章を講師と読みました。



今日の参加を決めた時に予想はしていましたが、案の定、選挙の疲れで集中力に欠けながらの聴講でしたが、改選前の1年間「建設委員会」に所属し、力不足を実感していたので、2期目議員も聴講可能ということで、貴重な学習機会をいただきました。