2023年7月31日月曜日

改選後、初めての議会活動でした

今日の議会活動の内容は

・記念撮影

・議員懇談会(議員と部長以上の職員との自己紹介の場)

・代表者会議(正副議長、常任委員会の正副委員長、その他の委員会の正副委員長の要望とすり合わせ)


正副議長、正副委員長、所属委員会は、8月7日の臨時会で正式に決定される。代表者会議は臨時会が形式的に運営できるよう、事前に協議をする会議のため、市民には非公開で、つまり密室で事が決まっていく。


今回、トヨタ系労組議員の3名が新人のため、常任委員会の正副委員長の大半が、自民クラブの議員で固められた。


相変わらず、1人会派には正副委員長への道は閉ざされたままで、議会運営委員会同様、発言権すら与えられない。





議員懇親会では、会派室の使用のことで、一悶着あった。


これまで一人会派は城内のにじいろの会の1会派だけであったが、改選後は、日本共産党、参政党、維新の会が加わり、4会派に増えた。


本市議会では会派室の使用にいて、

「所属議員3人以上の会派に対し、使用を認めるものとし、2人以下の会派の場合は、原則として議員控室を利用するものとする。ただし、会は控室の数に余裕がある場合は、その都度協議して使用を認めることができる」

という、はなっから少数会派を排除する酷いルールがある。

ルール通りだと、これまで2人の所属議員がいた日本共産党が使用していた会派室が余ってしまうため、4会派で使用する案が示された。


国会では、維新の代表は、共産党は要らないとまで発言している。


案の定、日本共産党の山本議員は、同室使用を拒否し、私が4年前のこの懇親会で協議され、使用を許可してきた談話室を使わせてほしいとの申し出があった。


山本議員の要望を許可すれば、他の3会派にも談話室の使用が可能となり、4つしかない談話室が埋まってしまうこともあり得る。それは避けた方が良いため、許可が難しいことも理解できる。


でも、そのような難しい状況だからこそ、話し合いが必要だった。


だが、何の回答もなく、勝手に4会派をまとめる案が資料として提示された。


私は、事前に会派室についてどうするのか事務局に相談していたのだが、何の調整もなかった。


城内は、議員が活動しやすい環境づくりをする議会であってほしいので、山本議員が国政政党を背負い活動していることに配慮して、本人の意向を尊重すべきと発言したが、最年長議員ということで暫定的で決められた懇親会会長である蜂須賀議員は、各会派の意見を聞き終わった後、何も議論もせず即多数決に入り、案を決定させてしまった。

男性議員に傾向の強いファシズム性を感じ、愕然とした。


そもそも、「2人以下の会派が複数存在し、会派室が空いている場合は''同じ会派室''を使用する」などというルールはどこにもない。

であれば、議会事務局は、私たち4人の議員に相談の上、案を作ることができたはずだし、B案、C案すら示されなかった。

議会事務局の今回の対応に、少数派議員を軽視している姿勢が垣間見え、残念で仕方ない。


一人会派が多い安城や西尾の市議会でも、一人会派は同室だ。

だが、刈谷のような問題が発生しないのは、一人会派の多くが政党に属していない市民派議員であり、政党議員も対立していない政党同士だからだ。


今回の案件で、地方議会で政党をどう扱っていくのかについて考えていく必要があることに気付かされた。