2023年7月8日土曜日

日本の食糧安全保障と農業政策を学ぶ

午前は、2ヶ月ぶりに歯医者さんへ。

選挙のため、治療を延期しており虫歯の悪化が不安でしたので、再開できてホッとしています。



午後は、市川房枝記念会女性と政治センター 主催の『日本の食料安保と農業政策』のオンライン研修でした。

講師は(株)農林中金総合研究所の理事研究員、平澤明彦 氏です。





人口一人当たりの耕地面積が少ない日本。

現在の食生活では日本の面積の3倍の農地が必要で、輸入頼みは不可避であること。

そんな農地が不足している上に、耕作放棄など、生産基盤が脆弱化している。

日本と同じく、農地が乏しく、寒冷地や山岳地の多いのがスイス。

しかし、スイスは、憲法で「国民への供給の保障」と農業政策の目的や食糧安全保障の推進事項を定め、生産農地の維持を目的とした直接支払い制度の整備が進んでいる。

日本は、農業保護率が低い。


持続可能な農業政策への取り組みへを推進していくこと、

消費者の食生活と密接に関わっており、国内の農業振興のための理解を得るための情報発信を強化していくこと、

食糧安全保障の観点から直接支払い制度で農業所得と農地を支えていくことなど、学びました。