今日は選挙公営の請求の締め切り日でした。
選挙公営制度は、
「お金のかからない選挙のため、また、候補者間の選挙運動の機会均等を図るために採用されている制度」(総務省HPより)で、公費となる内容は選挙の種類によって違いますが、公職選挙法の範囲で、市町村の条例によって内容が決められています。
刈谷市は、以下の費用について公費負担(上限有り)があります。
①選挙カーのレンタル代
②選挙カーの燃料代
③選挙カーの運転手の報酬
④選挙ポスターの作成
⑤選挙ビラの作成
この費用の全額が自費となると、資金力のある人しか立候補できなくなりますから、適切な制度だと思います。
公営には上限額まで請求可能ですが、市民の血税ですから、候補者は、業者と適正な価格で契約しなければいけません。
実は刈谷市は、昨年の6月議会で「選挙運動用自動車のレンタル代と燃料代」「選挙用ポスター作成代」「選挙運動用ビラ作成代」の4つの公費負担について、
国政選挙の限度額の引き上げに準じて、上限額を引き上げる条例改正を行いました。
城内は以下の理由で反対しました。
①国政選挙と規模が違うため、国政に合わせる必要なし
②2019年の刈谷市議選の候補者30人分の平均額は、現行の条例の上限額と大きな開きがある(公費請求した5割〜6割の候補者が、平均額以下)ので、引き上げる必要はなし。
②については、2019年に実施された刈谷市議会議員選挙に立候補した30人の選挙公営の契約書を開示請求し、確認しています。
当時よりも、消費税増税と物価高ではあるけれど、その点を考慮しても、上限額を引き上げる必要性を見つけることができません。
限度額を引き上げることは、事業者が通常料金よりも高い料金で請求しやすい土壌を生み出しかねません。
城内の他に反対したのは共産党議員の2名だけでした。
ところで今日は、七夕・・・すっかり忘れていました。
子どもが大きくなってしまうと、季節の行事と縁遠くなってしまいますね。反省。
七夕といえば、昨年、この季節に、豊根村に行った際に立ち寄った天龍温泉で、願い事を書いたことを思い出しました。
短冊にウクライナ色の折り鶴が付いていて、感動しました。
本当に、今年も、世界の平和を願わずにはいられません。