今週は4つの常任委員会が続いています。
8日は企画総務委員会の傍聴後、市民文教委員会の質問に関する当局とのヒアリングを1時間ほど実施。
9日は福祉総務委員会、10日は建設委員会を傍聴。
その合間に、議案調査や所管事項の調査、原稿を書いています。
明日は所属する市民文教委員会です。
委員会での城内の取り組みについては、後日まとめてアップします。申し訳ありません。
午後は情報開示請求していた第9回以降の「新型コロナウイルス感染症対策本部の会議録」を受理しに危機管理課へ。
現時点で、4月8日の第1回〜11月9日の第48回までの当対策本部の会議録を入手しました。
閲覧したい方は、城内までご連絡ください。
当対策本部の会議録の開示請求のねらいは、本市のコロナ対策の考え方やコロナ関連の事業の背景を知るためです。
ですが、要点だけの会議録のため対策本部のすべてが明らかにされているとは言えない会議録であることや、事業化に関する協議内容がわずかであり、ねらいが得られる会議でないことが分かりました。
主な内容は、感染状況やその対応の報告、公共施設の利用や庁内の会議における感染防止対策の協議等です。
コロナ対策の事業化に関する会議でないとしても、市民の暮らしの困窮状況の報告や協議がないことにがっくり。これでは、逼迫した市民に寄り添った支援が出てくるはずがありません。やさしさに欠けた市政という他ありません。
学生支援については、5月29日の議事録で議会事務局長が、「第1回目の施策に対しては、多くの議員は納得しているのではないかと感じている。第2回目については、家賃支援、学生支援。第2波・第3波での準備等が考えられる」との評価すべき発言があったにも関わらず、未だに学生支援が打ち出されません(怒)!
大学へのアンケートや取材などに関する記事を2つご紹介します。
▶︎2020/11/29 朝日新聞デジタルより「190大学、年度末に休退学増加を予想 コロナで生活苦」https://digital.asahi.com/articles/ASNCX76YTNCSUSPT00K.html
▶︎2020/11/29 朝日新聞デジタル「学生への支援不十分」コロナで困窮、大学に広がる懸念」
https://digital.asahi.com/articles/ASNCX7DLGNCSUSPT00N.html?iref=pc_extlink
有料記事のため、記事の全容を読むことはできないかもしれなくて、ごめんさい。
ポイントとしては、
・不況で家計が苦しくなり学費を払えない学生が増えるとみる大学は、「退学・休学の増加」は緊急調査時の7月に9%だったが、今回は10月に15%、来年3月には30%に急増。特に、国公立より学費が高い私立大は35%に達している。
・国がコロナ禍で収入減少で困窮した学生向けに行った1人10万~20万円の緊急給付金は、学生の23%が「評価」、53%が「やや評価」。大学へのインタビューでは、実際に学生支援は十分でないこと、国のそうした経済的支援は本当に必要な生徒に行き渡っていないことや提出書類も多いため断念した学生がいるとの指摘。
・国の奨学金制度の対象外となる中間所得層向けの奨学金のあり方や留学生の取り扱いを検討の必要性。
・大学側の経営は今後厳しくなると予測。今後学生募集への影響があると回答した大学は78%。
・学生は、オンラインの授業が続き、サークルなどの課外活動のなく、学びの質や交流の場が奪われている状況に、精神的な不安や多額な学費を支払ってまでの在学に疑問を抱いている。
専門分野を学ぶ学生をこのまま支援せずに放っておいて良いのか!?
人材育成の放棄は、国の発展や社会の良好な維持形成に、至極影響を及ぼします。
刈谷市、財政が豊かなはずでなかったか!?
中学3年までの子育て給付金については、独自に2回実施し、国の支援策も含めれば、児童1名あたり5万円の支給をした。
にも関わらず、なぜ学生支援ができないのか!?
安城市は5月の臨時会で「緊急奨学支援金事業」を打ち出し5,000万円の補正予算を計上した。
支給額は一人15万円。
安城市議からの聞き取りなので正式な数値ではないが、想定330件に対し支給は445件。
予備費を使い急遽対応している。
兵庫県明石市や幸田町も無利子の貸付制度を春の時点で創設。
刈谷市、若者の未来を応援せよ!