地域密着雑誌coconの巻頭特集で、本市で活躍されている伝統文化に携わる先生方が紹介されています。
母が生きがいセンターの講座でお世話になっていて、刈谷市文化協会茶道部の会長でいらっしゃる「井上昌子」先生の記事があり、感銘を受けました。
素人にとっては、作法のあるお茶席は敷居が高く、堅苦しく感じますが、
井上先生の気さくなお人柄で明るくもてなしてくださるお茶席は、肩の力が抜けてお茶やお菓子の美味しさを味うことができ、心地よい一時となります。【記事より抜き出し】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
茶道の言葉「山中無暦日」にあるように、小さな空間で穏やかな時間が流れる幸せを、日本人は忘れがちだと説きます。
「令和2年はコロナ禍で混乱しましたが、忙しない日常から立ち止まることができました。自分を見つめ直す時間になったんじゃないかしら」と受け取り方も寛容です。
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井上先生の魅力に触れられる記事です。
茶道は「相手を立て 気遣う 思いやりの心」とあります。
●柔道家、柴田道場の「柴田道秀」さん
「弱気を守る 強き者へ 人生の大切な学び」
●畳職人、小野田畳店の「小野田実」さん。
「日本の生活を 作り上げた 基盤」
●華道家、宮田茶華道教室の「宮田喜久和」さん。
「華の道は人の道 心豊かに 人生を楽しむ」
それぞれの分野の心意気は、私たちがこの多難なコロナ禍をどのようにして暮らしてゆけば良いのか、そのヒントが詰まっているのではないでしょうか。
伝統文化を次世代に伝えてくださっている先生方のご活躍とご尽力に、心より敬意を表します。