2021かりや「新成人の集い」に出席しました。
感染拡大で成人式を中止にする自治体も多い中、本市は二部制で行い、40分という短時間での開催となりました。
開催できた喜びとともに、クラスター発生とならないことを切に祈ります。
本市の新成人は1913名とのこと。
経済的な理由や仕事や遠方で出席できない方、学校は辛い思い出の場所で出席したくない方など、様々な理由で欠席された方もみえたかと思います。
成人を迎えられたすべての皆さまに、心よりお祝い申し上げます💐
出席者には、成人式実行委員会でデザインされたプログラムや、選挙権や子宮頸がん検査などの市役所からの案内チラシや、「ワイヤレスイヤホン」の景品が配布されています。
※このワイヤレスイヤホンですが、下記の期間において、生涯学習課(刈谷市役所7階)で案内状と引き換えでもらえます。引き換え期間:令和3年1月12日(火)〜2月26日(金)土日祝除く
ここまで育てられた親御さんのお気持ちを考えると、目頭が熱くなりました。
成人を迎えた皆さんは気づいていないと思いますが、皆さん、本当にキラッキラに輝いていて、未来の希望です。
自分を信じて、いろんなことに挑戦してください。
その過程で批判することをおそれず、多様な価値観への理解に努め、行動してください。
一人一人の行動が、誰もが生きやすい社会や、平和な世界を創ります。
そして、成人を迎えられたことは当たり前ではなくて、奇跡です。
私は身近では、19歳で交通事故で亡くなった小学生時代のクラスメート、生まれつきの障害で二十歳まで生きられるかどうか分からないと言われていて成人を迎えることが命がけであった甥っ子、そして世界では、紛争下や貧困の子どもたちのことを想います。
生かされている命を大切にして、人生を全うしてください。
皆さんのこと、心から応援していますし、
だからこそしんどい時は、一人で抱えこまずに助けを求め、休みながら歩んでください。
そのあと、刈谷市中央図書館に行き、
2階のギャラリーでは本市の童話作家「森三郎の常設展」を観てきました。
森三郎について(刈谷市ホームベージより)→https://www.city.kariya.lg.jp/chuotosyokan/pikkuappu/morisaburounituite.html
森三郎の暮らしや執筆活動の一旦を知ることができます。
森三郎の思いを引き継ぎ、童話の大切さを伝える活動をなさっている「森三郎刈谷市民の会」が主催してみえます。
ぜひお出かけください!
森三郎は、1918年大正時代に、鈴木三重吉が子どもたちに良質な芸術性の高い童話や童謡をと創刊した児童雑誌「赤い鳥」に多数の童話作品を寄稿しています。
赤い鳥は、芥川龍之介、北原白秋、泉鏡花、島崎藤村、西条八十ら、数々の著名な文化人を生み、近代文学と現代にも多大な影響を与えてきた雑誌で、そのような優れた雑誌で活躍された森三郎氏は本市の誇りです。
“子どもたちにも質の高い童話や童謡を与えたい”
愛娘すずへの思いから、文学者鈴木三重吉は、
子どものための芸術として真価ある童話や童謡を創作し紹介していく
雑誌「赤い鳥」を自ら発行することになりました。