実家が亀城小学校ですのでお花見といえば、亀城公園に行きますが、今年の4月は仕事と選挙準備でお花見に行けませんでしたので、
久しぶりでした。
台風後にも関わらず足元は悪かったので、それほど気温が高いということなのでしょう。
こんなすばらしい樹木があったんですね!感激! 娘が幼稚園の頃、皆喜んで木登りしていたとのこと。 |
「平和の像」ひっそりと建っています。 もっと活かしてほしい。昭和45年建立。 |
銀座AB地区の開発が見えます。 樹木の剪定や手入れがもっと必要。 遊具も覆われてしまう勢い。 |
雄と雌の孔雀がいました。やはり鮮やかな鳥です。 |
この亀城公園は昭和12年に開設され、80年以上が経過しています。
公園施設の老朽化や桜の樹勢回復のため、亀城公園の整備が進められています。
また亀城公園は刈谷市にとって数少ない城址公園ということで、歴史と文化の継承、郷土愛、観光資源のため、刈谷城復元の事業計画があります。
刈谷城復元の要望が、平成20年に市民団体による6000人の署名で出され、またかりや未来会議において提案され、平成23年に第7次刈谷市総合計画、第2次緑の基本計画に位置付けられてから、遺跡の発掘や設計され、刈谷城480年記念事業や、各イベントでPRが実施されてきました。
しかし、平成27年3月に事業費は約30億円と試算が出てからは、その金額の大きさと、刈谷城の必要性に、市民から怒りや疑問の声が出てきました。
平成27年11月には、刈谷城一部復元の見直しを求める1,311名の刈谷市民の署名が、公園緑地課に提出されました。
これまでも、共産党や清風クラブの議員から、市民の陳情から、市民との話し合いの場を設ける要望や、お城は中止しそのおカネは福祉のために使うべきという意見、刈谷城は税金は使わず寄付のみで実施すべきという提案など、刈谷城復元の事業そのものや計画ありきの市のやり方に、異が唱え続けられてきました。
現在、平成27年4月の熊本地震により、熊本城の被害を受け、熊本城復旧基本計画の策定を待ち、その計画に従い、刈谷城の安全性も検討する必要があるとのことで、見合わせている状態。
刈谷城復元が30億円と試算されてから、すでに4年が過ぎています。
当時よりも、賃金や資材の価格、増税などで、実際にはもっとかかります。
維持コストもかかりますし、試算も出されていません。
今年3月には、約34億円の事業費をかけて、歴史博物館が完成したところですが、訪れた方からは、1回行けば十分、もったいない、ぜひとも有効活用をしてほしいという感想を聞いています。
歴史的文化財を残すことはとても大切なことです。
刈谷城復元については、検討委員会の資料を読んでも、専門すぎて城内には判断できませんが、発掘された遺跡や現存の資料からは、歴史的文化財としての価値はあるのかという指摘もあります。
公園を歩いてみて、バリアフリーではないし、樹木が生い茂ってしまっているので、防犯や衛生面などの課題が多い公園ですので、整備はしっかり進めてほしいと思います。お花見だけでなく、1年を通して、市民が行きたくなる公園、憩える公園にしてほしいと、切に思います。
皆さまは、刈谷城復元については、どう考えますか?
亀城公園はどんな公園であってほしいですか?
ぜひご意見をお寄せください。