2019年8月6日火曜日

市内公共施設へ初視察

本日は終日、新任議員の市内公共施設の視察でした。

1、岩ケ池公園(刈谷ハイウェイオアシス)


テーマパークや遊園地では、年間入場者数が東京ディズニーランドと
ユニバーサルスタジオジャパンに次いで3位となり、最近では東海圏では長島スパーランドに次ぐ数。そのため隣接するインターチェンジや一般道路の渋滞を防ぐため、地域の産業振興や物流の効率化のため、刈谷スマートICの開設に向けて工事が進められています。
岩ケ池周辺の整備も計画されています。


2、総合運動公園・刈谷駅北口周辺


通過のみの視察でしたが、刈谷駅北口周辺は、3,4年後に20階建ての商業施設や住宅等の
複合施設完成予定。駅北口の活気と、周辺道路の交通がスムーズにできるように整備。、


3、総合健康センター


1階が「刈谷市保健センター」・・・すべての年代に応じた健康診査、予防接種、健康相談、教育、運動指導を実施。市民の健康の維持のための料理や母子のための個別相談や家庭訪問、離乳食づくりなどの事業実施。

2階が「中央子育てセンター」・・・乳幼児と保護者が安心して遊ぶことができる場、親子、親どおしが交流できる場を提供。発達について心配のある親子のための支援体制があります。おもちゃの貸し出し、プライベートが保たれる相談室、子育てママが、交流できる環境がつくられています。育児の応援をしてほしい人と応援したい人が会員となり助け合う「ファミリーサポートセンター」があります。

3階が「げんきプラザ」・・・トレーニング機器が設置されています。幅広い年代の市民が、利用できます。64歳以下の利用で3か月間40回まで利用5,000円。1回あたり125円。オープンは月曜日~土曜日。9時~16時30分。(1回当たりの金額をみればお値打ちと言えるが、40回も通えるだろうか?時間的に余裕のある年代の人向けの利用時間の設定なのが残念・・・)。健康指導を受けながら効果的な運動ができるので、子育てママは、託児利用が可能な日もあります。和室や講座室もあり、市の開催事業での利用のみとのこと。(市民も利用できたら良い)


4、総合文化センター


通過のみ。

5、夢と学びの科学体験館


夏休みということもあり、幼児や低学年の親子連れでとても賑わっている。電子顕微鏡やものづくり、科学遊びが楽しめる。最新のハイブリッドプラネタリウムが導入されていて、毎週きても飽きないようストーリーが何本か用意されている。
年間220,000万人が利用とのことでびっくり!


パンフレットかっこいい!
6、ひまわり・ミササガパーク・フローラルガーデ ン・依佐美地区開発区域


通過のみ。

7、衣浦東部広域連合


刈谷市、碧南市、安城市、知立市、高浜市の5市が設立している消防組合のこと。約50万人の救急、災害、火災を受理。
119番通報の情報を受信し、壁一面のモニターで分析表示され、各消防所や消防車に配信できる情報システムが整備されている。
夏は熱中症の通報が激増するため、1日に100件を超える通報が入る。




8、刈谷特別支援学校


この大型スロープも特色の一つ
肢体不自由児が通える小学部、中高等部がある市内初の学校。小垣江東小学校と併設し交流を進めていること、刈谷豊田総合病院の看護師による医療的ケアが実施が特色。
公用車が3台あることから、外出に非常に役立っているとのこと。
職員は充実していてマンツーマンで関われるとのこと。
(各教室も設備が整い、大型スロープは圧巻でした。すべての学校に、障がいのある児童生徒が通える環境が整うことを要望します)


9、第一学校給食センター


800人分の鍋
平成29年4月に稼働した新しい施設。
約8,000食を調理し配送(4人の我が子がお世話になってきた学校給食、大変興味深い施設です)。
昨年給食に金属片が入ったことを受け、缶詰の使用を停止して、カットした食材を入れるカゴごとに点検(牛田議員が金属探知機が必要ではないかと、コープ愛知で食品を扱ってきたからこその提案。確かに人間の目視だけでは安全性の確保ができない可能性有り)。
800人分の料理ができる大きな鍋、櫂のようなヘラ、かなり重量のあるステンレスお玉、流れ作業で洗浄カットされる野菜や食器洗い場、肉や魚はカット要らず、そのまま調理できるものを仕入れ、分量分けのみ。
特別支援学校の形態調整食対応(すばらしい)。
アレルギー代替食が、鶏卵のみ(小麦粉除去食が無しとは...やはり要望はあるとのこと。そうでしょう。そば粉は?鶏肉は?様々な事情に対応できるようにして頂きたい。アレルギーの児童生徒の保護者に弁当作りを負担させることは不平等なのでは。出来ない理由を聞きたい、対応できる策を練って頂きたい)。


10、刈谷市歴史博物館


9月1日までの企画展、ぜひ!
ー1階ー
「お祭りひろば」…市や県の有形無形民俗文化財である大名行列や万燈祭り、野田雨乞笠おどり、3つの祭りに関する道具の展示や触れることができる場

ー2階ー
「歴史ひろば」…刈谷市の縄文時代を感じられる出土した遺物が展示、刈谷の偉人たちの紹介や刈谷市の発展の過程を知ることができる場 
※企画展示室有り
年に数回、常設展とは別に企画展を開催

(建物が圧巻すぎて、ため息が出てしまう。総事業費約34億円。ハコモノ行政に終わらないよう、市民の学びの場になるよう活かし続けてほしい)


11、銀座AB地区


商業施設、社会福祉施設、住宅、駐車場からなる地上28階、総戸数81戸の複合施設。2020年完成予定。


以上です。

改めて、刈谷市の財源の豊かさを実感させられる視察でした。
知らない施設もあり、刈谷市の新たな発見や、まちづくりの活性化への工夫や計画を知り、学び多き1日でした。