父の命日と桜とさくらと。

今日は父の命日。
父が亡くなったのは25年前。
父が最期を迎えた病室は、母が生けた桜の花びらで散りばめられていました。

茨木のり子さんの詩集『おんなのことば』に「さくら」という詩があります。
「さくら」の作品に紡ぎ出された圧倒的な死生観は、
初めて経験した親の死の受容過程に支えとなり、
幼い頃からまとわりついて離れない死に対する恐怖感に安堵感を与えてくれました。
大好きな詩です。

寿公園の桜
枝振りが見事な桜が咲き誇っています
知る人ぞ知る桜の名所です