シカの繁殖による森林被害や捕獲されたシカが食用に活かされるのはわずか1割という話を聴き、
ショックを受けています。
シカは、樹皮を剥ぎ取って食べたり、若草を大量に食べるため、木々は枯れ、草は育たず、森林を衰退させています。森林が衰退は、土砂災害の要因になります。山里の田畑を荒らしています。シカの繁殖は、生態系や農林業の深刻な影響を及ぼしています。
シカが増えたのは、食料や生活に利用する機会が減ったことや、ハンターの高齢化や担い手不足、降雪の減少により冬の間も樹皮や草を食べ続けることができ寿命が伸びていることなどが要因とのこと。
野生鳥獣の中で森林や農作物に被害を最も与えているのはシカ。
令和3度度、シカのによる森林被害は全体の7割。
令和3年度、シカによる農産物の被害額は61億円(前年度より4.6億円増)。
とても深刻です。
全国の自治体がこの問題を共有していく必要があります。
給食で使用したり、鹿肉を食べる食文化を取り戻してはと考えています。
渡邊智恵子さんは
●一般財団法人「森から海へ」(公式HP http://morikaraumie.jp)
を設立し、鹿肉で作った無添加のペットフードを開発され、販売しています。
ぜひ、HPをご覧になってみてください。