2020年11月2日月曜日

刈谷市の再開発、期待されています⭐︎

「今後発展すると感じる町(駅)ランキング」で
              名鉄三河線「刈谷市」がトップ3に!


この記事を読んだだけでは
刈谷駅か刈谷市駅のどちらかなのか、
それとも両駅の発展に期待なのか分かりませんが、
こんな上位に上がっているなんてビックリ。




市は、刈谷駅と刈谷市駅の各駅周辺のエリアの10〜20年後の将来像を描いた
「刈谷市まちなかマネジメント構想」を両駅エリア別に策定。
・刈谷駅北口周辺エリア編https://www.city.kariya.lg.jp/shisei/machizukuri/kitaguchi.files/kitaguchi.pdf(2016年発行)
・刈谷市駅〜亀城公園周辺エリア編 


②①の構想をもとに
「刈谷市中心市街地まちづくり基本計画 2018年度〜2027年度」を策定。
https://www.city.kariya.lg.jp/shisei/machizukuri/machi20180701.files/tyushinshigaichi-gaiyoban.pdf(概要版 2018年発行)


③②の基本計画をもとに
「刈谷市駅周辺地区市街地総合再生基本計画 2019年度〜2028年度」を策定。
https://www.city.kariya.lg.jp/shisei/machizukuri/shigaichi20190621.files/kariyasiekisougousaiseikeikakugaiyou.pdf(概要版 2019年発行)

刈谷駅北口の再開発は、道路整備や複合施設のビル👇が建設中です。



このビルの2階の一部を市が買取り👇「刈谷駅北地区地域交流施設」が設置されます。
9月議会で、施設の設置条例が可決されています。 

有料スペースと無料スペース有り。
有料スペースでは個人、団体での利用可。
イベントもできる。指定管理者で運営。
来年8月オープン予定です。

 

 刈谷市駅周辺は、歴史博物館、銀座タワーが建設され、一昨年度には地権者の方々が「刈谷市駅前市街地再開発準備組合」を立ち上げ、刈谷市も協力しながら市駅前の再開発事業に向け取り組みがスタートしています。
 刈谷市駅前には、市の土地は交番の建っている土地のみということで、市の主導ではなく、地権者主体の再開発です。

 昭和の高度成長時代に刈谷市の商店街が大変なにぎわいであったことは聞いていましたが、最初に賑わったが市駅前の広小路商店街で、一番街と言われていて、その後、銀座商店街へのと賑わいが広がったとの話を、今日初めて知りました。
私にとっても市駅周辺は実家の周辺で、思い出のある地域です。

 私が刈谷市で暮らし始めた頃は、徐々に商店街は衰退し始めていましたが、映画館や文具店、布屋や薬局、靴屋や用品店、美味しい食堂、銭湯など、どの世代も立ち寄れる商店が点在していて、楽しみや消費は、地域で十分足りていました。
 子どもの頃に休日のお出かけといえば刈谷市の商店街であった話はよく聞きます。
 ただ今も疑問に思うのが、亡き父が一度、銀座の商店街は日本の3大銀座の一つだと言っていたが、本当だろうか?
 未だに同様の発言を聞いたことがない…💦どなたか真実を教えていただきたい…😆

 今後刈谷市駅周辺はどんなまちになるのでしょう。
 にぎわいの創出には商業は欠かせませんが、刈谷市は、工業を優先して商業をあまり守って来なかったという声、また、おしゃれかわいいクリエイティブな若者には、感覚的にも金銭的にも、このまちは選択肢から外れるという実態、食事をするにも安城市や岡崎市ならいくらでもおしゃれなお店があるけれど刈谷市にはないから、他の市町へ行っちゃうという意見等々。
 
 刈谷もセンスの良い素敵なお店も増えてきていますが、近隣よりも少ないことや企業のまち、働く、稼ぐまちという要素が強すぎて、全体の印象が、おしゃれ感やわくわく感のある印象につながっていかないのかなと捉えています。

 再開発は長期的な事業であり、再開発後のまちに長く暮らしていくのは今の若者たちや子どもたちです。
 若者や駅利用の学生などの参加でまちづくりを検討していただき、若者が刈谷市に定住したい、事業をしたいと思えるまちづくりを目指してほしいと思います。

 刈谷市駅周辺エリアの計画は「文化と歴史を感じるまち」という良き理念が掲げられています。私は昨年の12月の一般質問でも取り上げましたが、この理念が感じられる再開発事業となるよう願って止みません。
 また、冒頭の記事の期待に応える事業となるよう、地権者の方々とともに、新たな視点と情熱をもって、市は取り組んでいただきたいです。