2020年11月14日土曜日

気になる記事、2件より。

📌1件目は、毎日新聞web版で見つけた今月5日付の下記の記事…
「新型コロナ 学校給食事業撤退へ 富士製パン、臨時休校打撃 /静岡」https://mainichi.jp/articles/20201105/ddl/k22/040/196000c

3ヶ月の給食停止は大きかったことを再認識させられたニュースです。

城内もこのようなことが起こらないようにという思いで、
6月議会の一般質問では、給食搬入業者への積極的な補填を行うよう求めました。

9月の市民文教委員会では、その後の検証を、決算委員会質疑しました。
なぜ決算委員会で質疑したかと言うと、
給食センター費の不用額が、約9,500万円であったからです。
その主な理由は「給食調理事業の残」であり、その額は約8,600万円。

不用額とは、歳出予算の経費の金額のうち、結果として使用する必要がなくなった額のこと。

ならば、
発注後のキャンセルであり、年度内でもある3月分については、
本来業者に支払うはずであった約4,910万円のうち、
市が補填や買取の対象としなかった約3,980万円に対して、
この不用額でできる限りの補填ができたのではないかということを求めました。

6月議会後、市は再度全事業者に聞き取りを行いました。そのことについては評価します。
数日前、給食センター所長に聞き取りをしたところ、9月委員会の答弁と同じくで、
1者から50万円の申請があり、補填していくとのこと。

これで臨時休業分の対応については終了になります。

3ヶ月の臨時休業で、給食搬入業者に収めるはずであった事業費は約1億5千万円
内、補填や買取したのは、980万円

3ヶ月分の食材は、6月以降にスライドさせて優先的に使用していくということで、
業者側からは了承をいただいているということですが、
3ヶ月分の利益分は無く、損失であることには変わりありませんから、
コロナ禍ということで堪えてくださっている結果になります。

今後冒頭の記事のような事態が出ないことを願っています。
委員会の討論では、今後コロナ禍や災害等で臨時休業となる際には、
この3ヶ月の給食中止による利益損失をすでに受けているため、
十分そのことに配慮し、補填や買取を積極的な対応するよう申し述べました。


📌2件目は、ブログで取り上げた弥富町議会が新人議員に行った辞職勧告について…
20/11/14 中日新聞Web版より
「名古屋市民オンブズ、議会の正常化を請願 弥富市議辞職勧告を巡り」

昨日、名古屋市民オンブズマンが、弥富町議会に自由に活動できることを確認するための請願を提出したというニュース。

辞職勧告をした保守系最大会派「政新会」の代表は、議会事務局を通じてお詫び文をオンブズマンに提出したとのことですが、オンブズマンが請願書を提出した直後であったことから真意が不明との批判や、辞職勧告を受けた議員本人には連絡はないということです。

この請願は、16日(月)の議会運営委員会で議論される予定で、注目したい!